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どうやったら転職できるか!?
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正月気分もひと段落。気がつきゃ財布は空っぽ!お正月に伴う出費はさることながら、クリスマスプレゼントにお年玉と、子どもに対する年末年始のダブルの出 費が家計に重くのし掛かってくるころです。懐が暖かくなり上機嫌なのは子どもだけ。子どもにとって一年で一番のお金の収穫時期。祖父母、父母、親戚などに 甘い言葉と万遍の笑顔を武器に、悪代官が年貢を取り立てるかのように集金に現れます。このときばかりは、天使が悪魔に見える瞬間です。果たして、お年玉は 子どもの人間形成にとって大切な習慣なのでしょうか。疑問を抱かずにはいられません。

昔は、貧しい家庭状況から親を助けるために家の手 伝いをして、家族の一員としての役割を果たしてきた労いの意味も込めてお年玉を渡していたイメージがあります。貧しさゆえ、欲しいものも買えず、食べたい ものも我慢していた時代ではなく、今は普段から欲しいものを買ってもらい、食べたいものも食べさせてもらえる時代。子どもにとって贅沢な時代といっても過 言ではないでしょう。そんな背景の中、手に入れたお年玉の合計は年齢や家庭環境、地域などによって異なりますが、10万円以上もらったケースも少なくない はずです。だからこそ、お年玉の使い方が大切だといえるのです。

ゲームソフトをはじめ、周りには購買意欲を高める誘惑の品が数多くある中でどのような選択をするのでしょうか。まず考えなければならないことは、欲しいものを探すことではなく、お年玉を頂いた方に「上げて良かった」と思ってもらえるような使い方をすることです。
その気持ちを伝えるためには1月末ごろに御礼状を送ることを勧めます。内容は、「お年玉、ありがとうございました」という御礼はもちろん、もらったお年玉 の使い道を書くようにすればいいでしょう。御礼状をもらった人はお年玉が有意義であったと感じれば安心するはずです。もし、「ゲームセンターで使います」 なんてことが書いてあったら次の年はもらえなくなるかもしれませんね。
お年玉は決して余裕のあるお金ではなく、生活費をヤリクリして捻出した重みのあるお金であることを子ども自身が知っておく必要があるのです。そうすれば、自ずと使い方はもちろん、感謝の気持ちも抱くことができます。

では、お年玉の使い道として有意義なものとは何なのでしょうか。
サブプライムローンから始まった金融危機。その影響が私達の生活にも暗い影を落とし始め、生涯2大支出といわれる子どものための教育資金も危機に。デフレ といわれ続けてきた中、年3%前後で上昇し続ける教育費。そして、ゼロに近い利回りで全く増えない預貯金。借金など無理をして教育資金を捻出すると親自身 の老後が成り立たない。だったら、自分のことは自分でさせるしかない!そのきっかけとなるのが、お年玉だと思います。
家族で子どもの将来とともにお年玉の使い道を考える絶好の時期といえます。目の前のゲームソフトを選ぶのか、大学へ行くための資金とするのか、まさしく、欲しいものと必要なものの優先順位を決定できる能力を高める機会ともいえます。
子ども自身で自助努力の意識が高まり、お年玉やお小遣いなどを将来の入学金や授業料に充て、奨学金やアルバイトで大学に進学する計画を立てたなら、親の教育資金に対する負担が大幅に減ることになります。自分のお金で学費を出せば、元をとろうと学業意欲も向上するかも。
まさしく「親孝行」です。子どもにとって厳しい話のように聞こえるかもしれませんが、海外では自分の力で大学に行くことは常識となっている国も多いのです。子どもの頃から計画性を持たせ、自分の将来を考えられる力を持てるように育てたいものです。
来年のお年玉は、「好きなものを買いなさい」ではなく、「大学の資金にしてね」といって手渡せばいいかもしれませんね。
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